2014年01月19日

山の蕎麦、霧下蕎麦について

DSCN1049web1.jpg

毎日、寒い日が続きます。

この寒い時期が、蕎麦の熟成が進み、蕎麦にとって

「旬」

の時期、一年中で一番蕎麦の美味しい時期です。

今回は「山の畑の蕎麦」について書きます。

少し長くなりますが、とても内容は濃いですから楽しんでください。



さて、私たちの使っている

福島県 裏磐梯 雄国産 蕎麦

この蕎麦は、国産蕎麦の中でも特に希少な山の畑で収穫された蕎麦です。



国内で消費される蕎麦の約2割が国産蕎麦、残りは中国、北米、豪州等から輸入される蕎麦となります。

その国産蕎麦は、大きく分けると北海道産と本州産に分かれます。

北海道産は、甘皮が薄くどちらかといえば一般受けする蕎麦です。

本州産は、甘皮が厚く、それぞれの産地の癖が出る個性豊かな蕎麦となります。

従って、耕作面積も圧倒的に北海道が占めています。



その曲者、本州産は主に休耕田で栽培されているのですが、本州各地では山の斜面に蕎麦専用の畑を耕し収穫される特殊な蕎麦があります。

山の斜面で栽培される蕎麦は、

水はけが良い事

昼と夜の寒暖の差が激しい事

等の理由により蕎麦としての育成条件に適しており、食味の濃い癖の強い蕎麦となります。

山の斜面ではその激しい気温変化により霧が発生します。

「仙人の住むところ、良い蕎麦が採れる。」

と言われるように、これらの希少な蕎麦を

「霧下蕎麦」

と言って、蕎麦愛好家の中でも特に重宝がられます。



霧下蕎麦は各地で栽培されています。

しかし、ほとんどの霧下蕎麦はあまりに食味が優れている為にそれぞれの産地での蕎麦屋さん等の自家消費に終わってしまい圏外に出荷されることはありませんでした。

ここで、契約栽培を施し入荷するのが私たちの会津産霧下蕎麦である雄国産です。

25年10月雄国.JPG




この雄国産と富士の湧水がコラボした時に、

「最高の蕎麦が出来る!」

ここに到達することが出来ました。



阪神淡路の震災から19年、神戸で蕎麦店を営業していた私が、夢や希望を失っていた時に山中湖での出店のお話が入り偶然にも富士の湧水と出会い、そこに雄国霧下蕎麦が入手出来るようになりました。

この19年間に出会った全ての方々に感謝です。

あの大苦難は私にとても大事な物をプレゼントしてくれました。



これからも、自行化他し私と同じように東北で被災された皆さんを励まし、勇気を与えるために!

福島県産 雄国霧下蕎麦を打って行きたいと思います。



今日もエエ蕎麦打ちまっせ!
posted by やまさと主人 at 09:44| 山梨 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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